時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り心より御礼申し上げます。
この度、弊社では「医療機器業プロモーションコード」の改定および「クアラルンプール原則」の倫理的なルールに基づき、医療関係者の皆さまへの少額景品や贈答物等の提供を取り止めさせていただくことといたしました。
ご存じの通りクアラルンプール原則は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)において医療機器業界の自主的な医療関係者・患者との関係に関する倫理的なルールとして定められ、医療機器企業と医療関係者との関係をより透明で倫理的にすることを目指し、医療業界がより健全で信頼できる環境を維持することを目的として、少額景品、文化的儀礼、娯楽もしくはレクリエーションを含む贈物の提供を控えることを規定しています。
これを受けまして、日本においても医療機器の業界団体である一般社団法人日本医療機器産業連合会(医機連)が、医療機器事業者の倫理規範である「医療機器業プロモーションコード」を改定し、クアラルンプール原則のルールを導入するに至りました。
このような中で弊社は、一般社団法人日本歯科商工協会の会員団体である日本歯科コンピュータ協会に加盟しており、また日本歯科商工協会が医機連に加盟する団体となっておりますことから、医機連会員企業として当該改定に合わせまして、2026年1月より医療関係者への社会的儀礼、贈答物等の提供を順次取り止めることといたします。
これまで、感謝の気持ちとしましてカレンダーやノベルティ、デンタルショーでの来場記念品、慶事弔事の金銭物品など、皆さまへお贈りして参りましたが、今後は今まで以上にご満足いただける製品開発やサービスの提供でお応えする所存です。何卒事情をご賢察のうえ、今後とも変わらぬご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
●クアラルンプール原則(KL原則)が提供を禁止する少額景品、文化的儀礼の例
<少額景品>
製品名・社名等が記載された広告宣伝用物品(ギミック、ノベルティ、学会展示の来場記念品等)、カレンダー、手帳等 など
<文化的儀礼>
医療関係者の家族等の冠婚葬祭、医療機関の行事等への金銭(お祝・香典等)、物品(供花等)、中元・歳暮、餞別、手土産 など
